NGO バリ・エイズ財団 |
バリ・エイズ財団( 理事長:Dr. Tuti Parwati Merati )では、エイズ予防運動に協力する日本人のボランティアの募集をしています。同財団には、アメリカ、オーストラリアなどから多数のボランティアが参加しています。
連絡先:Yayasan Citra Usadha
Indonesia
所在地:Jl. Belimbing Gang Y. No.4, Denpasar, Bali
電 話:0361-222620
バリの疾患事情
熱帯地方に位置するインドネシアには、感染性下痢、腸チフス、A型、B型、C型肝炎、デング熱、結核などの感染症がいまだに多く、バリも例外ではありません。特に、水道水生水、氷などによるA型肝炎の感染が多いようです。
また、最近ではエイズも増加しており、WHO(1996年)は、南部および東南アジア全体のエイズ感染者は、推定520万人、インドネシアでは推定10万人と報告しています。訪問前に、感染経路についての知識を習得する必要があります。また、 輸血には注意が必要です。
バリの病院
バリ島で最も有名な病院は、国立サングラ総合病院 Rumah Sakit Umum Sanglah です。インドネシアではBクラスの病院ですが、英語の堪能な医師108名、日本語ができる医師が4名おります。また、ほとんどの看護婦が英語を話し、日本語が堪能な看護婦も7人おります。さらに、JICA派遣の日本人看護婦が2名常勤しています。同病院には、日本政府の援助により設立された救急センターがあり、CTなど日本の第二次救急センターなみの設備が整っており、多数の日本人観光客が、病気、怪我、不慮の事故で治療を受けています。
病院名: Rumah Sakit Umum
Sanglah
所在地: Jl Diponegoro, Denpasar, Bali
電 話: 0361-227911
同病院に勤務する看護婦で下記の者は、卒後研修を東京の大学病院で 1年間受けたので日本語も堪能です。
・Ibu Ni Putu Resiki ・Ibu
Made Aris Minarti
・Ibu Sri Yulianigsih ・Ibu Luh Made Oka Rusmini
・Ibu Ni Made Siwiathi
バリで英語の話せる医師
・ Ibu Dr.Tuti Parwati Merati
勤務先:Rumah Sakit Umum Sanglah Bagian Penyakit Dalam
診療科:内科(専門:熱帯病、感染症)
電 話:0361-235982
・ Dr. Dewa Nyoman Wibawa
勤務先:Rumah Sakit Umum Sanglah Bagian Penyakit Dalam
診療科:内科(専門:肝臓病)
電 話:0361-227911, Pes. 52
・ Dr. Ketut Sukardika DSMK
勤務先:Rektur Univ. Udayana Kampus Bukti Jimbaran,
Denpasar
診療科:内科(専門:微生物学)
電 話:0361-701907
・ Dr. I Gadu Putu Surya
勤務先:Rumah Sakit Umum Sanglah Bagian Kebidanan dan
Kandungan
診療科:産婦人科(専門:母子感染)
電 話:0361-223868 (日本語を若干話せます。)
デンパサール総領事館に専門官が駐在
日本人の各種問題に対応するために、岡野多康氏がデンパサール総領事館に
派遣されています。病気など不慮の出来事に相談するとよいでしょう。
「インドネシアとその周辺における 医療事情と伝染病予防対策」の配布
当課は在インドネシア日本国大使館の全面的協力を得て、同地の
インドネシア等医療研究会に委託して、従来から日本の各企業等が関心
を向けているインドネシア、マレーシアのサバ州及びブルネイ・ダルサラーム
についてその「医療事情と伝染病予防対策」について調査・検討を行いました。
調査に当たっては、同研究会に加盟している医師による現地医療当局等への
アンケート調査と医療機関の実地調査とが行われ、日本人を対象とする医療の
可能性を含む、医療の国際的水準との比較がなされています。
今般、その報告書(英文及び日本語要約文)の提出を受けましたので、
関係各位にご利用いただきたく、別添配布いたします。
なお、報告書の内容を書物等に引用される場合には、本報告書による
旨明示の上、お手数ながら、その旨当課にご一報願います。
連絡先:外務省領事移住部領事移住政策課