タロハナ邸のベランダは冬季に充分な日光浴が出来るように作られているので、夏季の日中は焼け込んで昼寝どころではありません。ブドウ棚で暑さを防ぎ、実ったブドウでワインを造れば一挙両得とハク爺はほくそ笑みながら葡萄の木を植えました。しかし今期に間に合ってくれるわけではありませんので、一緒にハヤトウリを植えました。 ベランダの軒下にぶら下がりタロハナたちが見えなくなるほど繁茂し、伸びすぎたツルや葉を幾度も切るほどでした。目的は充分達し秋にはコリコリした舌触りの美味しいウリが食べられると期待していましたが、そんなに都合良くはいってくれません。かわいらしい花がたくさん咲いて実をつけるのですが、小指の頭ぐらいになると落ちてしまうのです。多分チッソが多すぎて、リンとカリが足りなかったのではないかと思っています。垂れ下がったツルと葉を噛み切ろうと、サヌィ(紗縫:サニーのこと)がピヨーンピヨーンと垂直に飛びついています。身が軽くてしなやかで、ネコのようなサヌィです。 Cグループの子ラブちゃんはもうすぐ5ヶ月、自転車散歩の可能な月齢に近づきました。半年過ぎたら可能ですから、今ごろから準備を始めて下さい。自転車散歩で注意することは、勝手に「臭い嗅ぎ」や「マーキング」をさせないことです。これを許すと一緒に植え込みに飛び込むこととなります。勿論その前に「引っ張リード」をしないよう、躾ておかなければなりません。毎日の散歩の時に練習をして、引っ張らないよう、いきなり電信柱や植え込みに近づこうとしないよう教育してください。「臭い嗅ぎ」や「マーキング」を禁じてしまったら可哀そう、男の子には「男性性の危機」が心配となります。
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