平成5年の新年度がスタートして慌ただしく落ち着かない日々に流されて、気がつくとゴーリデン・ウィークの連休が目前にせまっています。行きたいところと行かなければならないところがあって、やりたいこととやらなければならないことがあって、どうスケジュールをこなそうかと悩んでいます。このところハク爺の背後霊が「幸運の女神」になってしまっているようで、いろいろ応募したものがたいがい「当選」してしまうのです。当選した賞品は、テレカや図書券程度から特等イタリア旅行ご招待まで、どうしようといった感じです。参加賞と佳作にしか縁のなかったハク爺が、特等なんていわれてしまったら頬をつねってみたくなります。 サナ婆はローマでバッグを買う予定まですでに完了しているようですが、昨年から予定になっている英国と中国はどう調整するのでしょう。ハク爺が特等に当選した作品は、モロゾフというチョコレート・メーカーがセントバレンタイン・ディを記念して「愛の詩(うた)」というエッセイ募集に応募したものです。聖バレンタインの教会のある「テルニ」という町を訪ねる旅です。そこにはロミオとジュリエットに似た伝説があるのだそうです。ローマの右上にあるウンブレア州のテルニのほか数カ所を訪ねるようです。作品の題名は「言葉をもたない人魚姫」です。 |