翌朝は下半身麻痺でベッドから起き上がれないふうです。抱き起こそうとすると、チョビっとオシッコを漏らします。一晩中トイレに行けなかったのかと不憫に思い、洗面器をあてがいお尻をゆするとジョーッ。よくも出ると思えるほど沢山でました。食餌も食べられそうもないので持っていってあげると、何事もなかったようによく食べます。食べてくれて嬉しいし、食べてトイレに行きたくなったら気の毒だしと迷いましたが、決断がつく前に食べ終わってしまいました。歩行に障害が残るようなことになってしまったらと、無理な散歩をさせてしまったことに深〜く後悔しました。

 アレックスくんはサナ婆の膝の上に顔をうずめて情けなさそうにフーッフーッと唸っていますが、なぜかハナちゃんのお尻が気になるようです。絨毯の上に点々と血痕を見つけ、アレックスの原因は怪我かと、左足に傷があるのかと探してしまいました。ハナちゃんのお尻から出血を発見し、信じられない気持ちですが生理不順か異常出血かと悩みました。獣医さんに診断していただいた結果として、アレックスくんは消炎剤を4日分もらい、4〜5日は無理な運動をさせないようにということでした。ハナちゃんは婦人科の病気ということではなく、シーズンの初期のようだといいます。

 

 

 

  

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