ハナ母さんの子どもたち(Dグループ)は新生児期の〜2週齢、移行期の3週齢、を経て、社会化期の4週齢〜12週齢へと入り込みました。人間の子どもでいえば満1才のお誕生日が過ぎたころで、見たり、聞いたり、歩いたり、と探索行動も始めています。子ども たちは眠っている時以外は殆どじゃれて遊んでいます。顔を舐めたり耳をしゃぶったり、 前足で撫でたり時に噛みついたりしています。遊びを通してお互いに、どれくらい強く噛むとどれだけの苦痛を相手に与えるのかを学習しているのでしょう。移行期の3週齢までは 仮面のように無表情でしたが、ここで急激に表情が豊かになっています。これは主に耳の動きがよくなり、鼻面がのび、唇を吊り上げて歯をむき出す筋肉の機能が発達したためで しょう。今回のハナ母さんはやたらと母親らしさを発揮して、いまだにオッパイを飲ませていて細かい爪傷がたくさんついていす。タロ父さんは出る幕がなかったので太ったままです。 離乳食を満腹食べて眠ってくれている間に、タロハナサニアレは昼休みに多摩川へ行って 走り回っています。日差しは暑いのでつい泳ぎます。猛烈泳法のサニアレに驚いたサカナが 水面から飛び出て逃げます。ジョーズとでも思ったのでしょうか。 |