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海外雄飛の幕開けになるかと期待し、平成の坂本龍馬が出現するのではないかと期待すらしています。政府のいう雇用拡大とは裏腹に、ニートの無業者が拡大し続けるに違いないからです。就職を希望していても就職出来ない若者たちが増え続け、親の年金や生活保護で暮らし続ける膠着状況しかありません。
かつて炭坑離職者を救済するために政府は失業対策事業を実施したことがありますが、増え続ける若年の生活保護受給者にも無業対策事業を施すべきでしょう無業対策事業は河川敷や公園の清掃から、山林に放置された間伐材や荒れた竹林などの整理をしてもらうのです。生活保護費より若干多め程度の給料にすれば、就労の喜びを得られるでしょうし、かつ環境の美化と災害予防の一助となります。
海外に暮らす日本人の中に華僑ならぬ和僑と名乗る若者のグループがいますが、坂本龍馬の亀山社中か海援隊を意識して活動しているようです。中東や中南米にも点在しますが、東アジアから東南アジアの国々に数多くいるようです。インターネットでその存在を知ったのですが、この十年でかなり数を増やしています。工場を経営している人や流通に携わっている人など、多種多様な人たちが情報交換し助け合いながら活躍しています。
ご存知のように、近年ヘルシー志向が世界的に拡大し、日本食を好んで食べる傾向が増加しているようです。それに連れてお寿司や日本料理の店が増えていますが、とてもお寿司や日本料理とは思えないものも日本食のお店として繁盛しているようです。日本食ブームはブームで終わらず、先進国を中心にして世界中に定着するものと思います。この流れに職を求めるのは、日本人であることが有利です。日本人であるということで、日本料理が作れると思って貰えるでしょう。日本人がいる日本料理店だったら、本物の日本料理が食べられると思って貰えるに違いありません。海外に行けば日本人であることで有利に職に就けると気づけば、日本国内にくすぶって居たくないと思う若者が出て来るでしょう。
調理師の資格は短期に取得出来ますし、数ヶ月の講習で寿司職人に成れてしまう手段もあるようです。日本国内で職が得られない若者が増えるに連れて、海外の日本料理店に日本人の料理人が増えて行くように思います。海外の日本人で無い寿司職人や和食料理人が日本人に入れ替わるようになるでしょう。世界中どこへ行っても、日本人が経営する日本食レストランがあるようになればいいと思います。
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