長かった夏休みもそろそろ終わりとなり、新学期にむけて小学校の校庭や公園で朝のラジオ体操が始まりました。タロハナが散歩からもどるころ、子どもたちが首にカードをぶら下げてボンヤリした顔で歩いています。追い抜く瞬間にビックリされてタロハナもビックリします。ハナ母さんは妊娠前の28キロから2キロ太りました。タロ父さんは37キロから3キロ太りました。いつもだったらお産疲れと育児疲れで元の体重にもどっているところですが、今回は手慣れて疲れなかったのか全く体重は増えたままです。ハナ母さんのオッパイは張ったままでは雑菌の温床になりやすいので乳腺炎が心配ですし、タロ父さんは喉の弁が肥厚したのかタンがからまったような苦しそうな咳を時たまします。栄養過多の弊害が現れたようなので、急遽ハードな自転車散歩を実施しています。子どもCグループの間沢夕奈ちゃん佐竹タオくんそしてBグループの桑田ラブちゃん宗田ルークくんがお泊まりにきました。船津ソルくんはタロハナ保育園へ毎日通って来ています。 Cグループの子ラブちゃんたちは、もうすぐ2ヶ月になります。子犬が刺激に対して最も敏感になるのが生後8週目であるといわれていますが、常識的にはこの時期に母犬から離して新しい飼い主の家へ行きます。ペットの心の問題が頓着されない頃にできた常識なのでしょう。最悪の例としては貨物として航空便で遠距離へ運ばれることが少なからずありますが、そのストレスが精神的外傷となってオドオドした気弱な性格になったり、閉じこめられることに恐怖感をもつ「閉所恐怖症」や自動車に乗りたがらない「乗り物恐怖症」になってしまったりすることがあります。幸いにも子ラブちゃんたちは状況の変化に影響を受けにくい時期に新しい家族のもとへ行っているので安心です。 この時期になるとワンちゃんとしての行動パターンは出そろって、顔を舐める挨拶、マウンティングやプレゼンティング、肛門や性器を調べる行動が見られます。タロハナ保育園でわがもの顔のソラくんは、お泊まりに来たタオくんにあっさりとマウンティングされてしまいました。ワンパク坊主とおっとり坊やといった感じでしたから、この一瞬に決まった勝負にビックリさせられました。子ラブちゃん全員でリーグ戦をやらせるわけにはいきませんので、決めつけるわけにはいきませんが、おおよその印象でいえば「人間の双子で後から産まれた方を兄にする」という論拠を見つけたような気がします。
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